＠gaki

我等focusは練習場所はなんとか完成させた。電気も確保できた。あとは個々の機材など揃えなければならない奴もいた。その奴とは俺なのだが・・なにせ学生時代から楽器はご無沙汰なもんで楽器すらなかった・・・ドラムにギターは残していたが俺はbass。まずはbassとbassアンプだ。ドラムのあんちゃんとギターのつとむと３人で、とある楽器屋へ。予算３万でbassを買いに行った。安いbassではあったが楽器屋で聞くとやけに良く聞こえる。そんなbassを購入し３人は喜んで帰ってきた。そんなこんなでbassも手に入れアンプもなんとか揃え、練習も精が出たある日・・・バンドはイコール、LIVE。LIVEしたくなってきた訳だ。しかし、俺達の住んでいるここは、超田舎・・・・・・・・・・。ライブハウスなんてないしライブの企画すらない田舎町・・・。ライブをするには俺達自らが企画してやるしかなかった。そこで必要不可欠なものが音響機材（PA)だった。個々の機材だけではライブなんてできやしない。そこでまた話し合った。PAをどうするか・・・PAに詳しかった、リーダーあんちゃんは最低限必要な機材をチョイス。金額は忘れてしまったが、うん十万という金額だったと思う。みんなで割り勘でローンを組もう！しかし俺はそこで凹んでしまうことになる・・・何故なら俺は20歳で結婚。子供も生まれ生活が苦しかったからだ・・・俺は結婚してるのにバンドどこじゃないんだなあと落ち込んでいた・・・割り勘のローン金額さえ払う余裕なんてなかった・・・その話をした時、メンバーは『大丈夫！お前は２０００円でいい！俺達、独身が5000ずつで払おう！（確かあんちゃんは1万だったような・・・）』。なんていい奴等なんだと涙が出たのを記憶している・・・そんなこんなでみんなで楽器屋へ行き念願のPAを購入！！！　軽トラックで運んできて練習場所へ設置。音を出してみて感動したのを覚えてるなあ・・・さあ次回は大雨で練習場所がヤバいっしょ！の巻きでお送りします

＠gaki

さあ前回の続きといきます。電柱は立ち、後は電気を引き込むだけとなった我等の練習場所。しかし使用もしていなかった山小屋・・・壁は鉄骨の柱に穴だらけの外壁と言うにも言えない薄っぺらい壁・・・風やら虫やら山ネズミが入り放題の壁・・・そして何より床がないときた！地面むき出し！黒土の地面！俺たちfocusメンバー達はここからどうするかが話合われた。まずは床をどうにかしなければと・・・若かった俺たちは金はない・・・知恵も今とは比べものにならないくらい若過ぎる考えしかもっていなかった。この歳になって思うのだが本当バカたれ過ぎた若造達・・・そんなバカたれ共の考えで床は作られていく事になる・・・。金もなかった俺達。寄せ集めの多彩なベニヤ板やら木材を知人などから、もらい、その黒土むき出しの地面に板を敷いた。所々、凸凹で板も寄せ集めなもんだから薄い板もあれば厚い部分もある。地面こそ見えなくなった分良くなったというくらいの出来栄えだった・・・それでも、そんな床でもメンバーは満足だった！形になってきた！光が見えてきた！早く練習できる環境にしたい一心だった。そして次は天井だ！鉄骨丸見えで屋根トタン丸見えの天井を板でふさいでいく。ここまでの作業は3、4日経っただろうか・・そして最後に壁をつけていった。ツギハギだらけのような内装ではあったが作業　１週間くらいで一応完成！！！よっしゃあ〜^^みんなで喜んだ。作業は仕事が終わってから毎日、夜にした為、満足感もハンパなかった。なんとか我等focusの練習場所は出来上がった訳だった。その数日後、電気引き込み工事をしてもらったのだった。出来上がったその練習場所でメンバーは個々に妄想を膨らませていたに違いがない顔をしていた・・・さあ次回は音響機材、揃えたいけどどうする？金かかるよ？でもないとダメだし？本当どうしよう？の巻きでお送りします・・・

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さあ前回の続きといきます。山の小屋を練習場所の候補とした俺たちだったが肝心の電気がない・・・こりゃ困った・・・電気がないとバンド所の話ではない・・・そんなこんなで数日がたった、ある日の平日の日中に絵文字もない時代の携帯電話にのちにリーダーとなる、ドラムの安ちゃんより電話があった。「山でも電気がきている電柱から、1ｋｍ以内であれば電柱を立ててくれるそうだ！！！しかもしかも！！！無料でな！！！」となんともhappyな情報であった。俺は電話を切った後、無料って？本当なのか？そんなおいしい話あっていいのか？と半信半疑であった・・・数日後、ある電気工事業者に電気の申請を申し込み、嘘か真かのダメ元で申込書を記入。その数日後の夜、また安ちゃんより電話あり。「電柱、立ってるぞ！！！マジに立ってる！！！」。即効、見に行ったら本当に立ってやがった！俺たちはそんな数本の電柱を見て満面の笑みで電柱を見ていたのだった・・・その後、電気工事をしてもらい無事に電気は調達できたのだった・・さ次回は、電気はあっても床がねぇの巻きでお送りします

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先日のブログ更新の続きを書こう。先日はfocusの始動した経緯を書きましたが今日は練習場所について書きます。focus結成はしたものの、メンバーのスケジュールが合わない…これじゃあ練習できやしない・・・個々に仕事はしていたし・・・休みも合わない・・・若かったが家庭もある奴もいる・・・日中の練習はメンバー全員合う時がめったにない・・・そうなると仕事が終わってからの夜の時間帯しかない・・・しかし俺たちがやろうとしているものはバンドだ！夜に大音量でやれる場所なんて近所迷惑を考えたらさすがに自宅の小屋とかなんて論外な話だった。メンバーはいつものボーカルんちにいつものように集まり練習場所をどうするか、相談していた。そんな中その中でも本当頼りになるイカした奴がポツリと言ったんだ。「俺んちの山に使ってない山小屋がある」メンバーは目を丸くした。時間は深夜の事だった。「これから行ってみよう！」その山小屋へ全員で向かった。その山小屋は築４０年は経っている鉄骨の小屋で床は土間のように土が丸出しの本当こんなとこでできるんだろうかというような場所だった。言い遅れたがその山小屋は私の家の所有だったのだがダメ元で言ってみただけだったんだがメンバーが飛びついちまった・・・引くに引けない状況であった…俺は心の中では「どうせここは却下になるさ」なんて思っていたんだ。ところがメンバーは「ここ最高ジャン！！！」めちゃ気に入っている様子・・・俺は、なぬっ？マジっ？だってだってここ肝心な電気がないんだ電柱も立ってない・・・ここは山だから・・・山の中に電気きてないよねぇ・・・みんな喜んでるけど電気なかったらバンドなんて出来ない…出来っこなんかない！さあ、次回は電気ないけどどうする？の巻きでお送り致します…

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一回目のブログ更新となります。一回目ブログ更新という事で今日は我等 focusのスタートと言いますか、focusを始動した時を過去を思い出しながら書こうと思います。今から約２１年前くらい４人の男が集まったあるメンバーの自宅。酒をのみかわし田舎の中で退屈をしていたある晩にその話はもちあがった。俺たち４人は音楽好きで、学生の頃は３人はバンドを組んでいた。しかもその３人は楽器が３人とも違ったのだ。ギター、ベース、ドラム。まるで運命を感じた瞬間であった。何故なら４人は歳も違うし学校も違ったりと社会人となり出会った仲間だったのだ。その３人がやっていた楽器は各自違っていて、残りのメンバーは楽器こそしてはいなかったがルックスは良く歌もそこそこ上手い。ボーカルにはふさわしい１人だった。しかも楽器をやっていた３人は学生の頃、組んでいたバンドで皆、リーダーをしていた。その４人が運命的に遊び仲間になっていたのだ。その晩に４人はバンドやろうぜ！と酒を呑み交わしたのだった。これが我等、focusのスタートの瞬間でした。次回は練習場所をどうするか？こりゃあ大変だぁ・・の巻き！でお送りします・・・・

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