電気はきたものの・・・

@gaki

さあ前回の続きといきます。電柱は立ち、後は電気を引き込むだけとなった我等の練習場所。しかし使用もしていなかった山小屋・・・壁は鉄骨の柱に穴だらけの外壁と言うにも言えない薄っぺらい壁・・・風やら虫やら山ネズミが入り放題の壁・・・そして何より床がないときた!地面むき出し!黒土の地面!俺たちfocusメンバー達はここからどうするかが話合われた。まずは床をどうにかしなければと・・・若かった俺たちは金はない・・・知恵も今とは比べものにならないくらい若過ぎる考えしかもっていなかった。この歳になって思うのだが本当バカたれ過ぎた若造達・・・そんなバカたれ共の考えで床は作られていく事になる・・・。金もなかった俺達。寄せ集めの多彩なベニヤ板やら木材を知人などから、もらい、その黒土むき出しの地面に板を敷いた。所々、凸凹で板も寄せ集めなもんだから薄い板もあれば厚い部分もある。地面こそ見えなくなった分良くなったというくらいの出来栄えだった・・・それでも、そんな床でもメンバーは満足だった!形になってきた!光が見えてきた!早く練習できる環境にしたい一心だった。そして次は天井だ!鉄骨丸見えで屋根トタン丸見えの天井を板でふさいでいく。ここまでの作業は3、4日経っただろうか・・そして最後に壁をつけていった。ツギハギだらけのような内装ではあったが作業 1週間くらいで一応完成!!!よっしゃあ〜^^みんなで喜んだ。作業は仕事が終わってから毎日、夜にした為、満足感もハンパなかった。なんとか我等focusの練習場所は出来上がった訳だった。その数日後、電気引き込み工事をしてもらったのだった。出来上がったその練習場所でメンバーは個々に妄想を膨らませていたに違いがない顔をしていた・・・さあ次回は音響機材、揃えたいけどどうする?金かかるよ?でもないとダメだし?本当どうしよう?の巻きでお送りします・・・

 

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